Rie ASAGIRI ++blog++

La Siora producer,Kermesse founder,Casablanca adviser 朝霧リエのブログ。他にヨーロッパや愛犬の話題。

LA SIORAのこと

以下メルマガより抜粋。
*****

ご質問をたくさんいただくラ・シオラのこと。
避けるわけにはゆきませんので、想い出話なども含め書いてゆきます。
その前に・・・

多くの方が惜しんで下さること、嬉しく受け止めております。
でも、私自身は不思議とラ・シオラがなくなったことの悲しさはありません。
ちょっぴり寂しかったりはするけれど、爽やかでもあります。
間違いなく精一杯やったという満足感があるからです。

私が経営者だという誤報がありました。
プロデュースという言葉が法的になかった為、そうなったのでしょうが、
事実は売り上げや金銭など、現実的なことなど考えず、
純粋にプロデュースとBDSMだけに専念できる、最高の環境で働かせてもらっておりました。

BDSMに関するお仕事のお話については、
環境を真面目に考え、お返事したいと存じます。
適当に出来ない性格ですから、やるなら全力投球。安易にお返事できません。

こういう性分なので、何か楽しいことを始めるのは間違いないでしょう。
何をするかは未定ですが、暫くはお店があったから出来なかったことをしたく存じます。
イベントをするかもしれない、他のお仕事をするかもしれない、渡欧するかもしれない。
自分自身がセッション出来ずにいたので、暫くはリハビリもしたい。(笑)

とにかく、今の段階では「わからない」としかお応えできないのです。
突然何かを始めるかもしれない、時間がかかるかもしれない。

会員様だけでなくドミナ達からも復活の声があります。
しかし、彼女らにもとりあえずは復活を待たずに、次の店を探して欲しいとお伝え致しました。
ショックを受けていた彼女らも、ブログを復活し、そろそろ再開することでしょう。

これからも彼女らを応援してあげて下さい。
本当に素敵なドミナ達ばかりでしたから。
<この続きはメルマガにて>

LE JOURNAL D'UNE FEMME DE CHAMBRE

JM

LE JOURNAL D'UNE FEMME DE CHAMBRE
<邦題:小間使いの日記>

【動画】
http://jp.youtube.com/watch?v=07W4pYE_PTc&feature=related

フェティシズム&BDSMにまだ興味のない彼女、彼にアピールするに使えるシネマ。
これを使ってどう彼女を、彼を誘うか?あなた次第。
ドミナ(女王様)を育てる時、フェティシズムという感覚を掴んでもらうのに、
教材として使用していたこともあるの。
(日本語幕のない仏語だけのDVD買っちゃったけど・・・)

しかし、好き嫌いのはっきりわかれそうな作品でもあるわね。

お屋敷のおじい様がレッグフェティシスト。
メイドに好みのお靴を履かせて歩かせたりする。
その家族のスキャンダルがいろいろ出てきます。
同じメイド仲間のつもりで観れば、
気分は市原悦子さんの「家政婦は見た!フランスバージョン」。(笑)

ブルジョワジーの退廃を描いたこういうシネマは大好き。
満たされなければ退廃もない。退廃と破滅は、最高の浪費、贅沢とも言える。

主演は悪女を演じたらNO.1のジャンヌ=モロー。
シュルレアリズムの監督、ブニュエル。

シュルレアリズムは「超現実主義」という説明がされるけれど、ダリ、ハンス=ベルメール、
マン=レイなどシュルレアリスムに代表されるアーティストの作品を見ていると
「どこが超現実なの?」と疑問を持ってしまう。
1920年後半に中心だった合理主義に対して、夢と幻想を再構築する芸術の形態、芸術運動・・・
この説明の方が納得。私だけでしょうか?

マン=レイは好きです。写真集も持っています。
ハンス=ベルメールはとくに好きではありませんが、
表現方法が偶然似ていることが多かったりする。
え?ベルメールに失礼ですって?

・・・確かに。

ABBEY LINCOLN  【First Song】

先ほどに続き、もうひとつジャズの思い出を。

同じくベルギーでのお話だけど、
マル=ウォルドロンさんご一家と共にジャズのライヴに連れていっていただいた。

ジャズの女王らしい風格とパワーの持ち主だと教えていただいた。
そうして訪れたのがアビー=リンカーンのライヴ。
女王が手を開けばオーラに包まれ、
女王の声が高らかに響けば、人々は圧倒的なパワーにかたまっていた。

楽屋にお邪魔して、マルさんとアビーさんのお話の場にご一緒させていただいた。
ビリー=ホリディを始め、お亡くなりになったジャズミュージシャンの思い出話に花が咲き、
私は場違いなところに居合わせてしまったようにばつが悪かった。

いやだったのではない。あくまでも、ばつが悪かっただけ。
すご過ぎる。マルさんもアビーさんも。迫力が違う。
同じ場所にいながらも、異なったふたつの時代が進行しているかのように、私だけが身を潜めていた。

長い時間を知っているってすごい。
歴史を積み重ねたってすごい。
仲間と昔を懐かしむまで、永く生きていられるってすごい。
私にもそんな日が訪れることはあるのだろうか?生きているのだろうか?

アビー=リンカーンの【First Song】・・・これも雨の夜にしみるなぁ。

Left Alone

ベルギーでの写真を見ていたら、【マル=ウォルドロン】さんの画像がありました。

もうお亡くなりになって何年かが過ぎましたが、
いつも自宅のテラスのマルさん専用の椅子に座っていらっしゃって、
大きな手で細いモアを吸っていらっゃったことが昨日のことのように思い出されます。
白い煙の向こうにマルさんの笑顔があって、楽しい家族が囲んでいたことも。


太い指で小さな鍵盤を叩く。
アンバランスと繊細。
魔法のように奏でられ、こぼれる雫。


マルさん作曲&演奏の【レフト=アローン】。ピアノも好き。
http://jp.youtube.com/watch?v=VNE8eXDsP5Q

【ビリー=ホリディのレフト=アローン】も好き。
http://jp.youtube.com/watch?v=AGB5E_sl9t8

暫くボサノバばかりだった。久しぶりに耳にしたジャズ。
雨の夜に似合いすぎる。

ご心配なさらずに。

以下、メルマガより抜粋。
*****

依然とたくさんの励ましの声をいただいており、その数に私自身が驚いております。
返信が不可能ですが、全て有難く読ませていただいておりますので、ご安心下さい。
不躾ながらこちらにてお礼を申し上げたいと存じます。有難う存じます。


ヨーロッパで個人主義というものを実感したことがあります。
日本人の多くは、個人主義って自由でいいわね、とおっしゃいますし、かつては私もそう思っておりました。
しかし、多くは個人主義とご都合主義を履き違えているような気がします。

個人主義における自由には責任が伴います。言動や選択に責任を持たねばなりません。
ヨーロッパが大人の文化、成熟していると言われる理由は、正しい個人主義 にあるのではないかと存じます。 当然、個人主義に付き纏う窮屈さもあるでしょう。



私は私の生き方として、BDSMというマイノリティの哲学を選びました。
個の小さな感情をつきつめると、アンダーグランドやサブカルチャーと言われるものは無視できませんでした。
そして、人が持つ心の闇の追究が大きなものへと広がりました。
異文化や様式の比較、偶像崇拝やフェティシズム、宗教、人種差別へと枝葉はのび、様々な問題突起に出会いました。
私の知識ではそれらをスムーズに理解することはできず、未だこたえの見つからぬものも多く御座います。しかし、ひとつひとつを能動的に理解しようと努めてきました。


今回のことを詳しくご存知の方は、不運やその他を理由に励まして下さいます。
だけれど、選択には選択の、無知には無知の責任と反省が発生します。そこから逃げずに今回のことを受け止めたいと存じます。
今までこの世界を探究してきたのと同じように、冷静に考え、反省すべき点を見直すべきだと。


そのようなわけで、今後についてのお問い合わせやご心配の声も多く御座いますが、皆様、とにかくどうぞご心配なさらずに。


***今後については、私のメルマガ【ヨーロッパ通信】にて少しづつお知らせさせていただき、後にそれらをこちらのブログにまとめたいと存じます。



P.S. Nへ。
何も心配いらないから連絡してね。

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