ヨーロッパの不思議治療

「1万円で家を借りる」
庶民らしく、そんなコピーについ手にとってしまった【田舎暮らしの本】。
田舎暮らし・・・憧れる。だけど、この場合の田舎とは、我が家のまわりは豊かな緑と長閑な景色、少し足を運べばさびしくない程度に人もいて、不便でない環境も整って・・・ということ。
田舎過ぎても困るけれど、ネオンや看板、コンビニが多い都会も嫌ですものね。ええ、そうですとも、ご都合よろしくってよ。
【朝霧リエメルマガ(無料版)】の長い読者はご存知でしょうが、私はベルギーの超田舎生活から2週間で逃げ出したことがございます。
どれくらい田舎って、↓これくらい田舎。
我集落は3〜4軒。広がる地平線と牧羊地。もちろん人口<家畜。
お友達は我が家の愛犬とお隣の愛犬、お隣の小学校低学年のマドモアゼル。
バスは1日2本、そのバス停すらも徒歩数十分。バスがなければ駅まではタクシーしかない。
でもね、タイムスケジュールに合わせて行ったにもかかわらず、バスが来てくれなかったこともある。
そんなわけで、超田舎は懲りていますが、それでも憧れるわよね、田舎暮らし。
最近は相模湖がマイブーム。その前は秩父や鎌倉でした。どこも素敵よね。
湖畔の家でベルジアンタービュレンを2頭くらい飼える場所がいいな。
さて、これも長いメルマガ読者なら覚えていらっしゃるかもしれませんが・・・ベルギーで私が聞いてきた話。
「熱が出たらキャベツを頭に乗せて頭を冷やす、お腹が痛くなったらコーラを温めて飲むといい。」
コーラについては、S.O.S.メディカルで往診ドクターに来ていただいた時に質問したら、「そうだよ」とのこと。何がどうして効くのかまでは不明だけれど本当らしい。
しかし、キャベツについての真偽は不明なまま過ぎること数年。
ところが、この田舎暮らしの本で発見してしまった、「野菜枕」というものを!
キャベツや萎びた野菜は熱さましになるようね。いわゆるおばあちゃんの知恵として語り継がれている術なのでしょうか?
熱が出たら、まずは萎びた野菜探し。すばらしいわね。

便利なものってたくさんある。
この間、お片付けをしていてふと思ったんだけれど、100円ショップの物って安いからつい利用しちゃう。でも、その場だけ便利で、長い目で見ると結局捨てるものが多い気がする。私だけかしら?
おまけにプラスティック製品が多いから、リサイクルできない燃えないゴミを増やすだけなのよね。
いろんな意味で昔から伝授されている知恵に感心する今日この頃。
レストランはレストランで終わらせちゃ駄目なお話。

初めてのレストランに連れて行っていただきました。
広尾のひらまつです。お名前は存じ上げておりましたが、足を運ぶのは初めてです。
自分でセレクトするといつも同じお店ばかりになってしまうので新鮮でした。
お食事もお任せ致しました。
これも、自分でオーダーすると、いつも同じになってしまうからです。
白壁にウッディなインテリアが落ち着きをもたらし、お話も尽きません。
インテリア大好きな私は、きょろきょろしてしまいますが、ここは我慢。
シャンパン・・・やっぱり美味しい。もちろん、お食事も♪ほっぺが落ちてしまいます。
帰り道、左ほっぺがないことに気がつきました。・・・うそぴょん。
○○さんはレストランとワインにお詳しいようです。
ワンパターンですから、情報をいただき、行動パターンを変えてみます。
幅広く存じませんが、私のおすすめレストランを有名どころで言うと・・・
ロアラブッシュ、小笠原伯爵邸、とくに好き。
絶対行きたい季節があるのがQ.E.D.CLUB。
次に、ジョージアンクラブ、ロブション、ロビンズクラブ。
代官山のASOも中庭と大きな木があって休まる場所です。
よく行くのですが、いつも犬が一緒だからカフェばかり。
レストラン未体験ですが、ここも素敵でしょうね。
後は、有名ではないだろうけれど、細かいところもいくつか。
ビルの中にあるレストランはあまり行かない。空気が薄い感じがして。
お買い物も路面店の方が好きだし。
お屋敷レストランばかりあげるので気取っていると勘違いされること多。
でもね、実は逆なのですよ。田舎出身ですから、変なところが敏感なだけ。
日本人って都会に対する対抗性がやたら強いじゃない?私はそれについてゆけないのです。
ヨーロッパ生活もベルギーだったから良かった。
パリやロンドンだったら息つまっていたかもしれない。
要は田舎者の血が、お庭のあるレストランに向くのです。
緑の中でお食事するのは特別なことではなくかったからけれど、都会で求めると贅沢になってしまう。
一番の贅沢は・・・山奥のお蕎麦屋。清流と水車は欠かせない。
車で時間かけて行かなきゃいけないところ。まだ一度しか行ったことが御座いません。
長野でしたが、お店の名前や場所を忘れてしまったのですよね。
関東にもそんなところがあるのでしょうか?
思いっきり場所が飛んでしまいますが、もうひとつ有名どころでオススメ。
南仏のエズの村にあるホテル【Chevredor】(黄金の羊の意)の中のレストランです。
偶然にもここについて書いたサイトをみつけました!
改めて書くより早いので見て下さい。→【地中海を見下ろすホテル】
今は情報が簡単に入りますが、私が初めて行った15年くらい前はこういうわけにはゆきませんでした。
このホテルのサイトに日本語が出来たなんで驚きだわ。
「日本人は滅多に来ない、○人目だ」っておっしゃっていたのにね。
(今年って意味なのか今までなのかは不明。)
その頃は20代、全然ヨーロッパに慣れていなかった。いえ、旅そのものに慣れていなかった。
一般的なパリやロンドンを体験する前に、いきなり南仏のこんな素敵なところに来てしまったのです。
浮かれるばかりで、石畳の迷路や煉瓦の隙間を行ったり来たりしていました。
ある絵画に着物ぽいお洋服を着た女性があり、ある人がその絵を見て、私に似ていると言いました。
数名がその絵画を見て、うん、似ていると言いました。
着物ぽいものを着ている=日本、だからイメージが繋がって私に似ていると言い出しただけでしょう。
英語と仏語のごちゃごちゃで、おまけにみんないっせいに話すので、を言っているのかよくわからなかったのですが・・・
私に似ているのはその着物を着た女性ではなく、隣のペガサスの目でした。(笑)
ペガサスの目ぇ?????!!!!!!!
・・・とがっかりした私でした。でも、今思うと嬉しいことかもしれません。
なかなか鋭い視線のペガサスでした。
レストランの窓際の席で、絶壁から碧い海を見下ろしながら、
こんなところで誰かを殺す時は・・・なんてサスペンスめいた話をお食事をしました。
ご一緒した男性は仕事の関係者。
Mかどうかも不明ですけど、女が(私が)男を(あなたを)殺すという設定が当たり前でお話が進みました。(笑)
「こんな素敵なプレゼントしてる僕が一番奴隷らしいのではないか?」
なんて言葉が出たので、そういうセンスをお持ちだったのかもしれません。
いろいろと広い視野を与えて下さいました。
私の世界観は、
主にこういった体験?こういった場所?で深くすり込まれたのではないか?と強く感じる今日この頃です。
石壁、石畳、絶壁、絵画、礼拝堂、重厚な扉、梁、銀色に輝くカトラリー。
彼女、彼と特別なレストランでお食事する時、
レストランをレストランで終わらせないことをオススメ致します。
レストランは談話室である。
レストランはインテリアショップである。
レストランは美術館である。
レストランはSMクラブである。
レストランで終わらせるような相手は、即座に厨房の生ゴミ行きにしましょう。
素敵な場所より大切なもの。

今日の画像も取材を兼ねたベルギーのソワレの時のもの。
豊満な肉体のこのM女性、檻に縛られて多くの男性に囲まれていたり、こうして吊されていたり、まるでオブジェのようだった。
何も考えていなくとも、「O嬢の物語」が浮かぶ。フランスらしい物語。映画もいいし、小説もおすすめ。
O嬢は恋人ルネに連れられて、ある館を訪れ、女奴隷としての調教と試練を受ける。
O嬢は裸にされ、首輪と腕輪による拘束・・・どころか時には、縛られ、鞭を打たれる。
恋人ルネの命であれば、他の男に身体を差し出すことさえ、抵抗してはならない。
屈折した愛の形、そして、ルネの兄弟同然の、残酷なステファン卿の登場。
O嬢はいつしかルネを通し、残酷なステファン卿を愛し、隷属するという自由を得る。
私は女性だけれど、こんなM女性を見ていると、まるで自分が残酷なステファン卿であり、誰かからM女性の調教を依頼されたような気分になる。
この女を立派に仕込んで・・・
この肉体をもっと淫らに調教して・・・
なーに、抵抗したら鞭を与えればいいさ・・・
許しを乞おうが、玩具にして気絶するまでいかせてやれ・・・
奴隷の印に、私のイニシャルの烙印とピアスでも入れるか・・・
O嬢の話と妄想はさておき、実際ベルギーの館のサロンの真ん中には、暖炉がある。
白シャツに革パンツ、首輪を付けた男奴隷が、この暖炉でよくステーキを焼いてくれた。
弾ける火の粉を見ていつも思うのは、烙印だった。
肉の焼ける匂い、奴隷が息をのみ、一瞬目をやる宙。
吹き出る汗、赤から青白く変わる顔色。
残酷行為の後の興奮、哀れみと倍になった愛おしさ。関係の確認。
・・・そんなことがあったと、思い出す。
渡欧する度、どうしてもその場所の素晴らしさ、自由な空間を語ってしまう。
確かにロケーションにも恵まれているし、感性豊かな仲間達が演出する空間は居心地が良い。
だけど、あの場所が素晴らしいのは、ロケーションがいい、インテリアがいい、空間がある・・・からではない。
同じ世界を求め、ビジュアルを共有し、感性をぶつけ合い、何よりも積み上げた関係のカップルや、心から楽しもうというピュアな人々が集う空気。
これが場所の良さ以上、数倍の価値がある。
良い場所、良いロケーションよりも、誰とそこにいるか。
馬小屋の傍らでもパートナーや仲間が素晴らしければ、きっとそこは官能と背徳と、残酷と甘さに満ちた、素敵なダンジョンに早変わりする。
結局、BDSMは人である。
そうそう、ベルギーの館のあの入り口は、今回は解放されていたけれど、
いつもはあの並木小道を少し入ってゆくと、オートマチックのゲートが開き、迎えてくれる。
O嬢がその後に目隠しをされたと考えると・・・素敵な始まり、誘うということを真剣に考える。
小説まで書けたらリアルにお伝えできるのですがね・・・誰か、書いて。取材とネタはお手伝いします。(笑)
**大まかなヨーロッパのお話につきましては、メルマガでも送信しております。
このブログを合わせてお楽しみ下さいね。**






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